SCHEDULE

2019.3.8 fri〜3.10 sun

EXHIBITION

第4回「暮らしを慈しむ東北マダムたちの手しごと展」

第4回「暮らしを慈しむ東北マダムたちの手しごと展」

東日本大震災からまもなく丸8年を迎えます。震災がきっかけで立ち上がった「ものづくり」グループは今年、喜寿や古希を迎えるメンバーもいますが、生涯現役を合言葉に元気に創作活動を続けています。震災から5年目の2015年4月、会津若松での「ものづくり」グループ交流会がきっかけではじまった作品展。被災地や被災状況が異なる女性たちが意気投合し、これまで支えていただいた皆さまに「ものづくり」ができることへの感謝の気持ちを伝えたい。次は私たちが誰かのために役に立ちたい。それぞれの想いがひとつになり、翌2016年より毎年、東京で開催しています。会場では、ご来場いただいた皆さまと「ものづくり」の楽しさや手作りの温もりを分かち合う時間を過ごしながら、震災から学んだことや「ものづくり」へのこだわりを伝えています。共感いただいた皆さまとの繋がりや「ものづくり」を通して広がる新しい出会いを大切にしている作品展。これまでに培ったノウハウを無駄にすることなく、居住する地域でのコミュニティ活性化など地域活動に役立てています。

応援してくださる皆さまに支えられ今年3月に第4回目の作品展を開催します。回を重ねるごとに、感性も技術力もステップアップ。伝統的な手法を用いた一閑張りや裂織り、帯をリメイクした新作バッグやビンテージの会津木綿を使った「あいくー」など、一点ものにこだわった作品が揃いました。また、作品展のコンセプトに共感し、プロジェクト立ち上げ時から、活動を支えてくださっている作家さんが今回作品で応援。共に作品展を盛り上げていきます。今回も購入いただいた皆さまのお気持ちと一緒に売上の一部を被災した子どもたちに支援金として贈ります。

そして、会場は、築86年を迎え建物自体がアートとして注目を集めている銀座「奥野ビル」内のギャラリー。ギャラリーやアンティークショップが集まる昭和レトロなビルの中に入ると手動のエレベーターがありその時代にタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。建物やギャラリーもお楽しみのひとつです。

日 時 2019年3月8日(金)〜3月10日(日)11:00〜19:00
※最終日17:00まで
会 場 Galerie Lã(ギャルリーラー)
東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル601
お問い合わせ

ふんばろうものづくりプロジェクト 担当:亘理(わたり)
MAIL:info@madams-collection.net

東北マダムズコレクションメンバーズのご紹介

【會空】http://madams-collection.net/
福島県大熊町から会津に避難。会津木綿に魅せられ、小物作りをしている手芸グループ。「会津から故郷・大熊町まで続く空」=會空(あいくう)。いつか故郷へ帰ることを願い、会津への感謝を込め、大熊町のキャラクターをモデルにしたクマのぬいぐるみ「あいくー」を制作している。

【うみみどり】http://madams-collection.net/
福島県新地町釣師地区。130年続いた旅館の女将さんを中心とした手芸グループ。
2012年7月、埒浜(らちはま)で見つかった絶滅危惧種ウミミドリのように、津波に負けず花を咲かせたい、という思いがグループ名に込められている。そんな「ウミミドリ」の花をイメージして、会津木綿に花刺し子を施したマカロンポーチや小物を作成している。

【カーネーション】http://madams-collection.net/
宮城県石巻市で活動。震災後在宅避難を余儀なくされ、不便な暮らしの中で力を合わせ共に生活再建してきた仲間たちと立ち上げた手芸グループ。洋裁の講師の資格を持つリーダーの元、着物をリメイクした洋服や帯のバッグや伝統的な手法を用いた裂織、一閑張りなどの作品を作っている。

【ネクタイベアファクトリー】http://necktiebear-factory.com/
東日本大震災の影響で首都圏などに避難している女性たちと支援者が共に活動。役目を終えたネクタイでテディベアやペンケースなどの小物を制作しています。捨てられてしまうものに、新しい価値を見いだして生まれた作品を通してモノを大切にする心や手づくりの温もりを伝えていきたいと、考えている。

ふんばろうものづくりプロジェクト・東北マダムズコレクション実行委員会

URL:http://madams-collection.net/
MAIL:info@madams-collection.net

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